佛像圖彙466

【466】宮毗羅大将(くびらたいしょう)


 [通釈] 

宮毘羅大將 亥 梵字はユ 

本地は弥勒菩薩 

太刀を持つ。 


[解説] 

 宮毘羅(くびら)は『金光明経』の中では金毘羅(こんびら)とも表記され、金毘羅様と同一視される。十二神将筆頭の神とも言われ、元々はインドのヒンドゥー教のガンジス川の鰐を神格化したクンビーラ(マカラ)という神様が由来とされる。金比羅は水神・龍神とされ農業の信仰に大きく関り衆望を高めた神様。  

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