【諸乗法数】付4-14

【諸乗法数】付4-14

四轉依

能轉道 伏道 斷道

所轉依 持種依 迷悟依

所轉捨 斷捨 棄捨

所轉得 顯得 生得


註 転依とは、衆生の意識が阿賴耶識の中で次第に涅槃に近づくことで、それを四段階に分けたもの。『成唯識論』では二種の解釈がなされているが、これは巻十に見える解釈。

能転道 初段階。煩悩を制圧するために二障の種子を伏し断つ。

所転依 浄法の種子を持ち迷悟の真如を知ろうとする。

所転捨 二障の種子を断舎し更に悟に近づく。

所転得 遂に涅槃に至る。

『三無性論』では更に細分し五種転依としている。

※図はこちら→ https://note.com/11111hiromorinn/n/nc3baabc75d3a


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