佛像圖彙399

【399】水天(すいてん) 


[通釈] 

水天 梵字はバ―(本来はバ) 涅荼羅私(梵名) 青色にして九頭龍の形をとる。 


[解説] 

 水天は、仏教における天部の一人で、須弥山の西に住んでいるとされる十二天の一つ。元々はヒンドゥー以前の神。ヒンドゥー教に取り入れられ、更に仏教にも取り入れられた。日本では水神と習合し、更に安徳天皇とも習合し、水天宮ともなる。  

 絵は高野山霊宝館蔵水天。    

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