佛像圖彙400

【400】羅刹天(らせつてん) 


 [通釈] 

羅刹天 梵字はニリ(この図版は別) 

赤肉色にして棒を持つ(この図版では刀)。 


[解説]

 羅刹天は、仏教守護の十二天の一つ。西南を守護し、破壊・滅亡をつかさどる神。白獅子に乗り(この図は立像)、身に甲冑をつけ、右手に刀を立てて持ち、左手は二指を立てる。

下は羅刹天画, 平安時代 (12世紀) 

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