佛像圖彙311
【311】土曜星(どようしょう)
[通釈]
土曜星 梵字はシャ
第二 毘沙門
[解説]
九曜星の2番目。本尊は毘沙門だが、千手観音に充てる説もある。方位は中央。胎蔵界曼荼羅では西。なお、この年にあたるときは、春夏は大いに悪く病気長引き、秋冬は少し良しと占いでは凶の星とする。無論、あくまで占い者の間でそのような意味付けをしているまでのことであり、元からそのように決められたわけではない。時代とともにいろいろ付加されたり変質するものである。それをいえば習合というのもおかしなものということになるが。
[摂津名所図会より]26
鷲住王壕(わしすみのおほきみのつか)
住吉の里
帝塚山 住吉より五町ばかり北、街道の東にあり。
※大帝塚山古墳跡 大阪市住吉区帝塚山西
※明治時代までは、俗に「大帝塚」と呼ばれる前方後円墳があり、この地に館を持っていた古代豪族の大伴氏の墓とされた。現在は大阪市立住吉中学校の敷地となっている。
0コメント