南留別志339
荻生徂徠著『南留別志』339
一 露地といふは、やね(屋根)ふ(葺)かぬ地をいふを、誤りて庭の事にしたるなり。
[解説]徂徠の言うとおりである。ウィキペディアの「路地」の説明を以下に引いておく。
「路地(ろじ)は、本来は「露地」と表記し、屋根など覆うものがない土地や地面を意味するが、狭義には密集市街地などに形成される狭い道や家と家の間の狭い道、通路などをいう。この為、茶室に付属する庭、門内なども露地(路地)と呼ぶ。(京都や滋賀などでは「ろおじ」と発音する。但し路地裏は「ろおじうら」とは言わない。)」
重要伝統的建造物群保存地区に選定されている足助の路地裏(愛知県豊田市)
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