斉諧俗談187
斉諧俗談 187
〇出蛟[しゅっこう]
五雑俎(ござっそ)に言う、閔(びん)地方では、急な豪雨により山から鉄砲水が押し寄せ、人家を押し流したり水没させてしまうことがしばしば起こる。土地の人たちはこれを出蛟と呼んでいる。また白蛟[はくこう]というものがある。漢の昭帝がこれを釣り上げられたことがある。その形は蛇に似てウロコがなく、頭に柔らかい角が生え、牙は口の外に出ている。これを鮓にして食べると、とても美味である。骨は青く、肉は紫色をしているという。
斉諧俗談 187
〇出蛟[しゅっこう]
五雑俎(ござっそ)に言う、閔(びん)地方では、急な豪雨により山から鉄砲水が押し寄せ、人家を押し流したり水没させてしまうことがしばしば起こる。土地の人たちはこれを出蛟と呼んでいる。また白蛟[はくこう]というものがある。漢の昭帝がこれを釣り上げられたことがある。その形は蛇に似てウロコがなく、頭に柔らかい角が生え、牙は口の外に出ている。これを鮓にして食べると、とても美味である。骨は青く、肉は紫色をしているという。
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