【諸乗法数】付6-8

【諸乗法数】付6-8

六度十入住持相攝 

定慧融合即名五行


註 六度とは六波羅密のこと。その六波羅密を船に喩えて解説し、具体的な意義を列記している。

布施波羅蜜は船底。最も重要な部分。

持戒波羅蜜は船べり。水(煩悩に喩える)が入って来るのを防ぐ。

忍辱波羅蜜は船の小屋。外的誘惑から護る。

精進波羅蜜は楫と櫂。涅槃に至るために進む。

禅定波羅蜜は錨。船を止める(心を静める)。

智慧波羅蜜は船頭(師匠・佛)。進むべき道を示してくれる。

『大智度論』に六度相攝品がある他、『深密解経』巻四にも見える。

※図はこちら→ https://note.com/11111hiromorinn/n/n61c75be18300


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