【諸乗法数】84000
【諸乗法数】84000
八万四千塵勞門
普賢行願(經)
註 煩悩の異名。煩悩を細別すると八万四千にも及ぶという。『摩訶止観』巻一には「一一塵有八万四千塵勞門」とあり、その数を詳細に解説している。
八万四千法門
大疏 孔目
註 佛の道の入り口は無数にあることを指す。人それぞれの資質や契機によって佛の道に入るのが叶うこと。『観経』第九観では、阿弥陀仏は八万四千の相好をもち、さらにその一つ一つの相好に八万四千の随形好があり、その随形好にもまた八万四千の光明があると説かれている。
※図はこちら→ https://note.com/11111hiromorinn/n/nb9b486c0a3e6
※以上で仏教用語における数に関する言葉を列記した『諸乗法数』の本編は終わりとなります。なお、これに続いて附編がありますので、引き続きそれを見てゆくことにします。
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