【諸乗法数】12-1
【諸乗法数】12-1
十二分經華梵
大經
如来の教えを十二に分類したもの。その梵語と華言。
修多羅 契經 直接教えを散文で記したもの。
祇夜 應頌 散文の教えを更に韻文で記したもの。
和伽羅 授記 弟子達の未来を予言したもの。
伽陀 諷誦 初めより韻文で記したもの。
尼陀羅 因縁 原典では尼陀那。経や律の由来を記す。原典では十番目にある。
優陀那 自説 如来が自らの説を説いたもの。
伊帝自多 本事 正しくは伊帝曰多伽。弟子達の過去を述べたもの。
闍多伽 本生 如来の過去の修行を記述したもの。
毘佛畧 方廣 深く広い教説を述べたもの。
阿浮達磨 未曾有 佛の神秘な力を述べたもの。
婆陀 譬喩 譬喩を用いて教説を説くもの。
優波提舎 論議 教説を更に解説したもの。
大経は天台においては『華厳経』を指す。浄土門では『無量寿経』。
※図はこちら→ https://note.com/11111hiromorinn/n/n5dd9fefe98e5
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