【諸乗法数】10-72

【諸乗法数】10-72

飲酒十過 

(大)智(度)論 


顔色悪 

下劣 

眼視不明 

現嗔恚相 

壊田業資生 

致疾病 

益聞訟 

悪名流布 

智慧減少 

命終堕悪道


註 飲酒(仏教では「おんじゅ」)のよくないこと十。『大智度論』とあるが、実は『四分律』巻四。画像の旧所蔵者も気づいてそう書入れている。

過度の飲酒にて顔色が悪くなる(一説には人相が悪くなるとも)。品性が下劣になる。酔眼朦朧となる。怒り易くなる。生業が疎かになり資産を破る。病になり易い。争い事を起しやすくなる(原典では益鬥訟とある。鬥は騷くの意味)。悪名が流布される。智慧が減少する。死後地獄に堕ちる。

※図はこちら→ https://note.com/11111hiromorinn/n/nc9238b187371


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