【諸乗法数】10-60

【諸乗法数】10-60

十見

 (瑜)伽(師持)論 


薩迦耶 

邊 

邪 

見 

戒 

貪 

恚 

慢 

無明 


註 十種邪見とも。見とは過去の体験の解釈。その中でも正しくないのを十に分類したもの。有身見・辺執見・邪見・見取見・戒禁取見の五見に貪見・恚見・慢見・無明見・疑見を加えて十見または十種見という。

薩迦耶 訳すと身となり五蘊の妄執によるもの。

辺執見 執着によるもの。

慢見 心に驕りを生じ己のみが正しいと解釈する。

無明見 真実を悟らず無明の中にいて気づかぬもの。

疑見 全ての物を疑ってかかるもの。

瑜伽師持論巻八に見える。

※図はこちら→ https://note.com/11111hiromorinn/n/n2d693745c318


過去の出来事

過去の本日の朝廷や江戸幕府の人事一覧、その他の出来事を紹介します。ほかに昔に関する雑記など。