【諸乗法数】10-47

【諸乗法数】10-47

十種教體 

大疏 


音声語言 

名句文身 

通取四法 

通攝所餘 

諸法顯義 

攝境唯心 

會縁入實 

理事無碍 

事々無碍 

海即炳現


註 釋迦の説いた諸経を形態によって十分類したもの。

音声語言 言語によって説いたもの。

名句文身 語句を以て説いたもの。

通取四法 声・名・分・句の四法を以て説いたもの。

通摂所詮 経文によって説いたもの。所詮とは経典の内容のこと。

諸法顕義 諸法の意義を明らかに説いたもの。

摂境唯心(原典では為心) 前の五種は唯心を表すものゆえ、釋迦の一つの存念によるとする。

会縁入実 前の六事は皆因縁により同一であるとする。

理事無碍 真如の理と教えは同一であるとする。

事々無碍 十玄門を備えているとする。

海印炳現 海印三昧(既出)の境に在って説いたとする。

大疏巻七に見える。

※図はこちら→ https://note.com/11111hiromorinn/n/n311678c083ff


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