【諸乗法数】10-39
【諸乗法数】10-39
縁起十義
大疏
諸縁各異
互徧相資
俱存無碍
異体相入
異体相即
体用双融
同体相入
同体相即
俱融無碍
同異圓滿
註 この縁起は諸法の起る因果を十玄門、つまり一切の物が空間時空を超えて交わる事を十の事象として挙げる。十玄縁起ともいう。
諸縁各異義 全ての事象は異なり交わっている。
互徧相資義 全ての事象は互いに交わりあっている。
俱存無碍義 一が無数になる如く全ての事象は変幻自在。
異体相入義 無数が一になる如く全ての事象は真如に帰する。
異体相即義 異なるものであっても互いに作用しあって調和する。
体用双融義 相入相即の末交わりあい圓融無礙となる。
同体相入義 多が一に帰する。
同体相即義 一が多に変ず。
俱融無碍義 多と一が圓融している。
同異圓満(原典では圓備) 以上の事象がことごとく総括され無礙法門となる。
大疏に見える。
※図はこちら→ https://note.com/11111hiromorinn/n/nfc0db67beb64
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