【諸乗法数】9-11
【諸乗法数】9-11
外道九轉變
楞伽(經)
形
相
因
成
具
性
縁分明
所作分明
事
註 九種転変ともいう。本来は皆空であるのにも拘わらず、他の宗教では九種の変易があるとする。『楞伽経』巻三に見える説。
形転変 四大(地・水・火・風の四つの元素)は形を変える。
相転変 諸相は形を変える。
因転変 因縁も変わる。
成転変 所作(三業の発動)の成果も変わる。
具(見の誤刻或いは版木の欠損) 転変 目に映る物は瞬時に変わる。
性転変 自性は変わる。
縁分明転変 一切の事縁は変わる。
所作分明転変 世間の所作は不定である。
事転変 世事は刻々と変易する。
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