【諸乗法数】8-25
【諸乗法数】8-25
八義證有本識
瑜伽(論)
依止報受
最初生起
有名了性
業用差別
有種子性
身受用差別
命終時分
處無心定
註 阿頼耶識(あらやしき。仏教で説かれる人間の心の奥深くにある意識で、すべての心のはたらきのもとになるもの)の変化する様を八段階に分けたもの。
依止報受 まだ阿頼耶識が生じる以前の段階。
最初生起 受胎した時。
有名了性 意識が芽生えた段階。
有種子性 芽生えた意識が確立し始める。
業用差別 その意識が善悪の業によって分かれる。
身受用差別 善悪の業によって分かれた意識がしっかりと確立する。
処無心定 次第に命の終りに近付き呼吸等は停止するが意識は残っている。
命終時分(正しくは識) 命が終わり意識は四大の中に雲散する。
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