【諸乗法数】8-26

【諸乗法数】8-26

八識縁境廣狹 

(法)相宗 


前五識縁實唯境量 

第六識徧縁一切通 低実・三量 

第七縁賴耶見分唯假 唯・実 

第八縁根身器界 唯実・見量


註 唯識における八識を広狭で分類したもの。本書の「八」の項目に入ってはいるが、八識の解説であり、八つに分けられているわけではない。

前五識は五根の認識で表面的なもの。

第六識は意識で、経験した意識と潜在意識とに分けられる。

第七識は阿頼耶識の中に存在する未那識で、自我と錯覚してあくまでも仮の存在とする。これにも広狭があるとする。

第八識は阿頼耶識で、万有を生ずるもの。これにも絶対的な真理と五根より生ずる識があるとする。

※図はこちらをご覧ください。

https://note.com/11111hiromorinn/n/n9e06a482c6fe


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