【諸乗法数】8-2
【諸乗法数】8-2
八大人覚
遺教經
小欲
知足
寂静
精進
正念
正定
正慧
無戯論
註 「はちだいにんがく」。釋迦最後の教えとされる『遺教経』に説かれる涅槃に至るための八つの行い。
欲望は少なく(無くせとはいっていない所が重要)。
充足を知る。
寂静は遠離ともいい、騷がしさから遠ざかり静かな境地に居る。
精進は涅槃に至るための努力。
正念は不忘念ともいい、正しい念を常に持つ。
正定は禅定のことで、心を常に乱すことなく正しく持つ。禅宗ではそのものずばり坐禅に励み心を静めることとする。
正慧は物事を正しく認識すること。
無戯論は無駄な議論をしないこと。それよりも今なすべきことをする。
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