【諸乗法数】6-58

【諸乗法数】6-58

羅漢六種 

退法 

思法 

護法 

安住 

堪達 

不動


註 羅漢の悟りの段階六種。

退法は第一段階。一寸した事で悟りが敗れる。

思法は悟りが敗れるのを恐れることを思う。思うあまり自死しようとまで思い詰める。

護法は悟りが敗れる事を恐れ常に法を守る事に汲々とする。

安住法は漸く迷いが無くなる。

堪達法はまもなく不動法に至る段階。

不動法は無生智に達し、揺るがない悟りの境地に至ること。

『倶舎論』巻二十五に見え、『法華玄義』にも引いている。

過去の出来事

過去の本日の朝廷や江戸幕府の人事一覧、その他の出来事を紹介します。ほかに昔に関する雑記など。