【諸乗法数】6-24
【諸乗法数】6-24
六煩惱
(法)相宗
貪
瞋
慢
無明
疑
不正見
註 煩悩の数や名称は多々あるが、これは法相教学のもの。『倶舎論』等に見える。但し経典によっては「慢」の所に「痴」が入り、「無明」が無い等出入りがある。
1 貪欲な悩み、汚れた性質、業としての苦しみ。
2怒りと悩み、憎しみと憎しみは本質であり、落ち着きのなさと悪行のもとは業(ごう)。
3妄想と悩みはすべてのものによって混乱する性質であり、すべての混乱のもとは業。
4困難を誇り、自分自身を信頼し、他者を称賛することが本性であり、苦しみのもとが業。
5疑いや心配は真実についてためらう性質であり、信仰を妨げる可能性がある。
6探求の邪悪な知恵を逆転させる邪見の問題は、善見を妨げ、業として苦しみを引き起こす可能性がある。
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