【諸乗法数】5-58

【諸乗法数】5-58

出世五食 

禪悦 

法喜 

願食 

念食 

解脱


註 出家した者が成道(じょうどう)のために取る食事の意義。『華厳経疏』に見える。但し原文は念食・法喜・禪悦・願食・解脱の順。

念食 まず身を養うため。

法喜食 道を得るため。

禅悦食 長く命を養うため。

願食 修行のため。

解脱食 解脱のため。

これを敷衍したのが『典座教訓』であるといえよう。『典座教訓』は道元の著で、調理の作法のこと。「典座」とは、台所の総責任者である料理長のことで、『典座教訓』には、その典座の果たすべき役割や心構え、食材や食器の管理方法などが詳しく書かれている。道元は食事を作る際の心構えとして「喜心・老心・大心」という三つの心を挙げた。


※noteにも同じものをアップしており、こちらは画像がついています。

できればnoteの方をご覧ください。

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