【諸乗法数】2-21

【諸乗法数】2-21 


法執ニ 地論 倶生 不別 

註 法執(ほっしゅう)とは、法もまた空であるとの観念から「法」にも実体としての本質があるということ。迷いの一つ。地論は世親の『十地論』のこと。倶生は、先天的な観念から判断しがちな迷い。不別は、何に依って道を修めたら良いか迷うこと。 


二健兒 涅槃(經) 自不作罪 作已能悔 

註 『涅槃経』に見える。正しくは種健兒(児)。ここでの健兒は佛弟子のことと見てよい。心構えとして自らは罪を犯さない様に心掛け、もし冒してしまったらそれを懺悔し改めるということ。  

過去の出来事

過去の本日の朝廷や江戸幕府の人事一覧、その他の出来事を紹介します。ほかに昔に関する雑記など。