【諸乗法数】1-26

【諸乗法数】1-26 


一相 『大般若經』に云う「皆同一相 所謂無相」と。 

註 一相とは全ての相が同一であるとする義。般若は『大般若經』九十五。「皆」を「咸」に作る。意味は同じ。 


一生 彌勒菩薩等に「住一生補處」と。 

註 一生は一期と同じ。一生補處とは彌勒菩薩が遂に成佛する事を表す。彌勒菩薩等は『彌勒上生經』の事。 

疏 『彌勒上生經』は、正しくは『観弥勒菩薩上生兜率天経』(かんみろくぼさつじょうしょうとそつてんきょう)、通称『上生経』(じょうしょうきょう)。大乗仏教の弥勒菩薩に関する代表的な経典の一つ。 

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