佛像圖彙511

【511】金大王(こんたいおう) 


[通釈] 

金大王 梵字はカ 


[解説] 

 毘沙門天の眷属とされるが影の薄い存在である。右手に独鈷を持つ。なお、密教で用いる法具の一つに金大王という楽器があり、修法をする際に鳴らす。金剛杵(こんごうしょ)の片方の端が鈴になっている形をしている。

  下の画像は三十三間堂蔵の金大王。 

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