佛像圖彙502

【502】毘沙門天(びしゃもんてん)


[通釈] 

毘沙門天 梵字はベイ 

夜叉羅刹を従え北洲の人を守護する。 


[解説] 

 毘沙門天も既出。多聞天または北方天とも呼ばれる。日本では四天王の一尊として造像安置する場合は多聞天、独尊像として造像安置する場合は毘沙門天と呼ぶのが通例。但し、日本では独尊とする例は少なく、大陸では多い。庶民における毘沙門信仰の発祥は平安時代の鞍馬寺。武神として今に至るまで人気が高い。  

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