佛像圖彙443

【443】倶生神(くしょうじん) 


[通釈] 

俱生神 

『華厳経』に説く所の同生・同名の二天である。(華厳経の)入法界品に、人は生まれてから二種の天が常に随い侍衛するという。 


[解説]

  図は単独だが、本来は二尊。人の一生の善悪をつぶさに記録し、死後、閻魔王に報告すると考えられた神。人の左右両肩に男女二神があり、おのおの善と悪とを記録するという。悪い事はできないものである。   

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