佛像圖彙381 付・浄土双六

【381】鷹(たか) 


 [通釈] 

廿三 鷹 


[浄土双六]36 摂取不捨(せっしゅふしゃ) 


 摂取不捨は、彌陀の救いは漏らす所がないということ。「摂取」はその慈悲心で衆生を仏の世界に救うこと。 「不捨」は仏がどのような生き物をも見捨ててしまうことはないということ。 

『觀無量壽經』の偈文に 

 光明遍照 十方世界 念佛衆生 攝取不捨 

とあります。 これを圓光大師がわかりやすく和歌で示され、浄土宗の宗歌ともなっています。絵の中にあるくずし字で書かれているのがこれ。 

 月影の至らぬ里はなけれども 眺むる人の心にぞすむ   

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