佛像圖彙379 付・浄土双六
【379】未(ひつじ)
[通釈]
廿一 未 羊
[浄土双六]34 報謝相続(ほうしゃそうぞく)
信心に依り穏やかに暮らし子孫代々繁栄すること。ちなみに、江戸時代には一般家庭にも佛壇が普及します。絵のような立派なものは武家や商家などで、庶民は小さなものですが。
絵に書かれている文字は「父母の恩をば深く思ふべし 弥陀たのむ身にそだておきつる」という歌。『仏説父母恩重経』(ぶっせつぶもおんじゅうきょう)によるものて、お釈迦さまが親の大恩十種を教え、報恩を勧められたお経です。
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