佛像圖彙322
【322】房宿(ぼうしゅく)
[通釈]
房宿 第四(だいし)
通考に「房は四星。明堂とする。天子が政を布く宮殿である」と。
[解説]
房宿は、和名は添星(そいぼし)、二十八宿の一つで東方青龍七宿の第四宿。星官(星座)の房は、さそり座のπ、ρ、δ、βの4つの星で構成される。占いでは、移転・旅行・建築が吉とする。
[摂津名所図会より]35 四天王寺続き
○鼓楼 鐘楼の東にあり。間数鐘楼に同じ。
※太鼓楼のことで、本尊は救世菩薩。もと刻(とき)を知らせる太鼓を鳴らすお堂であったが、再建の際、新たに北鐘堂と同じ黄鐘調の鐘を設け、除夜の招福の鐘として知られる。
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