佛像圖彙304


【304】巨文星(こうんしょう) 


 [通釈] 

巨文星(巨門星とも) 梵字はタラ 

第二 

月輪菩薩 

[解説]

  この名も占星術での名。星宿としての名は天璇(てんせん)。おおぐま座の恒星β(ベータ)星で2等星。北斗七星を形成する恒星の1つ。 


[摂津名所図会より]20 

恵光寺(えこうじ)

平野郷にあり。東本願寺に属す。大徳山と号す。開基は蓮淳上人、本願寺第八代蓮如上人の長男である。本尊は阿弥陀仏 安阿弥の作。脇檀に開祖親鸞聖人等身の影を安置する。また蓮如上人六十六歳の時の自作の像あり。蓮淳師へ附属なり。 

※絵はありません。 

※大阪市平野区平野上町 

※真宗大谷派で大徳山。もと迎春寺と称し、慶長18年教如上人の開基で貞享2年(1685)萱振恵光寺六世海俊が入寺、慧光寺と改称した。  

   

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