訓蒙図彙381

訓蒙図彙 381 天文の部

 麓(ろく)  foot of a mountain 


 [訓読]麓 ろく ふもと。 

[通釈]麓 ろく。ふもと。

[解説]日本語の「ふもと」は、山の下方のなだらかになった所のこと。山のすそ。漢字の「ふもと」は、木が並ぶさまの「林」と、「鹿」(ロク)は「絡」(ロク)に通じ(日本語の音だと別でも、中国語では同じ。音が同じだと意味も互いに同化させることがよくある)、長く連なるの意。合わせて、山の平地に近い木々の連なる林野という意味。部首は「木」だが、最近では「鹿」も部首として鹿でも引けるようにしている辞書もある。  

過去の出来事

過去の本日の朝廷や江戸幕府の人事一覧、その他の出来事を紹介します。ほかに昔に関する雑記など。