訓蒙図彙361

訓蒙図彙 361 天文の部


 彗(せい ずい) comet 

 [訓読]彗 せい・ずい すすきぼし。彗星(ずいせい)なり。 


[通釈]彗 せい・ずい すすきぼし。彗星である。 


[解説]彗星は現在は「ほうきぼし」(箒星)と訓ずるが、かつては植物のススキに見立てて「薄星(すすきぼし)」と訓じていたようである。「ずい」という音も現行の辞書類にはないが、これを見る限りでは濁った読みもされていたのだろう。 

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