佛像圖彙181
【181】気多大明神(けただいみょうじん)
[通釈]
気多大明神 梵字はキリーク 五日
能登の国羽咋(はぐい)の郡(こおり)。
本地は阿弥陀如来。
又異説に正(聖)観音と。
[解説]
気多大社は、式内社(能登国羽咋郡 気多神社)。能登国一宮で、旧・国幣大社。気多大明神の本地は地蔵菩薩(勝軍地蔵)、阿弥陀如来、聖観音。
[千手観音の持物]31
錫杖手
錫杖手
錫杖は元々遊行僧が突く物。金属音を発する事により猛獣毒蛇を避けた杖です。そのことから仏道に志す者を一切の魔障から守護する法具とされるようになりました。
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