訓蒙図彙300
訓蒙図彙 300 虫介の部
蛜蝛(いい) common rough woodlouse
[訓読]蛜蝛 いい おめむし。鼠婦(そふ)なり。鼠負(そふ)、地蝨(ちちゅう)、並びに同じ。
[通釈]蛜蝛 いい おめむし。鼠婦のこと。鼠負、地蝨、並びに同じ。
[解説]俗にいうワラジムシのこと。体長12mm程度の動物で、人家周辺の石の下や草の間の地面に普通に見られる。体は灰色がかった褐色、上から見ると楕円形で、ダンゴムシとは異なり前後が狭まる。また、背中はなだらかに盛り上がるだけで、やや扁平な動物である。体は頭部と胸部、腹部に分かれ、頭部からはやや発達した第2触角が伸びる。胸部は体の八割ほどを占め、7対の体節と付属肢が確認できる。腹部は幅狭く、末端には尾肢が一対、短い角のように突き出る。ヨーロッパ原産で、世界各地に広がり、日本では本州中部以北および沖縄に見つかっている。近似種も多い。(以上、Wikipediaより)
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