訓蒙図彙127
訓蒙図彙 127 果蓏の部
白柹(はくし) white sapote
[訓読]白柹 はくし 俗に云ふ、つりがき。乾柹(かんし)、柹乾(しかん)、柹餅(しへい)、並びに同じ。○柹霜(しそう)は、今按ずるに、かきのしも。柹餻(しこう)は、かきづき。
[通釈]白柹 はくし 俗に「つりがき」という。乾柹、柹乾、柹餅も同じ。○柹霜は、今考えるに「かきのしも」、柹餻は「かきづき」であろう。
[語釈]●柹 「柿」の古体字。姉も古体は「姊」。なお、「柿」によく似た「杮」(こけら)は、旁の上部は点ではなく、突き抜ける棒の一部。 ●白柹 干して白く粉をふいた柿。かきばな。秋の季語。
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