執筆法(4)
執筆法(4)
極太字を書く時は、図のように筆を持つとよいらしい。こんな持ち方は現在、まず教わることはないだろうし、書家でもこんな持ち方で書いている人は見たことがない。私の見方が狭く、実際にはこれで書いている人もいるかもしれないが。
そもそも、極太の字を書こうとすれば、それに見合った太い筆で書くもので、それがなく、普通の筆で無理に書こうという時はこんなこともアリなのかもしれないが、筆を傷める可能性もあるから、力加減がわからない人は無理にやらないほうがよい。
左に六書図(りくしょず)がついていたので、ついでに紹介しておく。六書とは、漢字の分類法で、一から四までは漢字の構成法、五と六は漢字の使用法である。なお、三の諧声(かいせい)は現在は形声といっている。
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