斉諧俗談182
斉諧俗談 182
〇食火鶏[ひくいどり]
和漢三才図会に言う、阿蘭陀人が咬𠺕吧国[じゃがたらこく]の火鶏[かけい]を貢いだ。かの人たちは加豆和留[かずわる]と言う。肥前の国長崎でこれを飼育している。その形、鶏に似て大きく、高さ三四尺、よく火燼[かじん]および小石を喰う。糞は炭あるいは石となる。人が近寄ると、追いかけてきて啄[つか]むという。
[語釈]
火燼 もえぐい。焼け残りの木。
斉諧俗談 182
〇食火鶏[ひくいどり]
和漢三才図会に言う、阿蘭陀人が咬𠺕吧国[じゃがたらこく]の火鶏[かけい]を貢いだ。かの人たちは加豆和留[かずわる]と言う。肥前の国長崎でこれを飼育している。その形、鶏に似て大きく、高さ三四尺、よく火燼[かじん]および小石を喰う。糞は炭あるいは石となる。人が近寄ると、追いかけてきて啄[つか]むという。
[語釈]
火燼 もえぐい。焼け残りの木。
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