1946年5月22日

1946年5月22日　昭和21年

【内　閣】

幣原喜重郎改造内閣（本日まで）

総理　幣原喜重郎／外務　吉田茂／内務　三土忠造／大蔵　渋沢敬三／陸軍　下村定／第一復員　幣原喜重郎（兼）／海軍　米内光政／第二復員　幣原喜重郎（兼）／司法　岩田宙造／文部　安倍能成／厚生　芦田均／農林　副島千八／商工　小笠原三九郎／運輸　村上義一／無任所　小林一三（戦災復興院総裁）、次田大三郎／内閣書記官長　楢橋渡／法制局長官　石黒武重／内閣副書記官長　三好重夫

【宮中主要官】

内大臣　木戸幸一／宮内大臣　石渡荘太郎／枢密院議長　平沼騏一郎／枢密院副議長　清水澄

【軍部高官】

［陸　軍］

陸軍次官　若松只一／軍務局長　吉積正雄／参謀総長　梅津美治郎／参謀次長　河辺虎四郎／教育総監　下村定

［海　軍］

海軍次官　多田武雄／軍令部総長　豊田副武

【植民地高官】

樺太庁長官　大津敏男

【東京都長官】

西尾壽造

【首　長】

大阪府知事　松井春生／大阪市長　中井光次／京都府知事　木村惇／京都市長　和辻春樹／北海道庁長官　増田甲子七／青森県知事　大野連治／岩手県知事　春彦一／秋田県知事　磯部巌／宮城県知事　千葉三郎／山形県知事　 村山道雄／福島県知事　石原幹市郎／茨城県知事　友末洋治／栃木県知事　小川喜一／群馬県知事　北野重雄／千葉県知事　小野哲／埼玉県知事　関外余男／神奈川県知事　内山岩太郎／山梨県知事　齋藤昇／新潟県知事　佐藤基／富山県知事　田中啓一／石川県知事　伊藤謹二／福井県知事　斎藤武雄／長野県知事　物部薫郎／静岡県知事　小林武治／愛知県知事　早川三郎／岐阜県知事　桃井直美／滋賀県知事　柴野和喜夫／奈良県知事　小野正一／三重県知事　佐伯敏男／和歌山県知事　金井正夫／兵庫県知事　岸田幸雄／岡山県知事　西岡広吉／広島県知事　楠瀬常猪／山口県知事　青柳一郎／鳥取県知事　林敬三／島根県知事　鈴木幹雄／香川県知事　竹内徳治／徳島県知事　岡田包義／愛媛県知事　豊島章太郎／高知県知事　吉富滋／福岡県知事　野田俊作／佐賀県知事　沖森源一／長崎県知事　杉山宗次郎／大分県知事　細田徳寿／宮崎県知事　安中忠雄／熊本県知事　永井浩／鹿児島県知事　龍野喜一郎／沖縄県知事　志喜屋孝信

【国際連合】

事務総長　トリグブ・リー（初代）

吉田茂が45代内閣総理大臣に就任し、第1次吉田茂内閣が発足。5次8年にわたる吉田ワンマン時代が始る。幣原喜重郎内閣より憲法改正問題を引き継ぐ。自由・進歩党の連立内閣。

［第1次吉田茂内閣］

総理　吉田茂 （日本自由党総務会長→総裁）- 1947年1月31日

外務　吉田茂（再任・兼任）- 1947年1月31日

内務大臣　大村清一（内務省官僚）- 1947年1月31日

大蔵　石橋湛山（民間・東洋経済新報社社長）- 1947年1月31日

第一復員　吉田茂（兼任）- 6月15日

第二復員　吉田茂（兼任）- 6月15日

司法　木村篤太郎（官僚:司法省）- 1947年1月31日

文部　田中耕太郎（民間・東京帝国大学法学部教授）- 1947年1月31日

厚生　河合良成（貴族院同成会）- 1947年1月31日

農林　和田博雄（農林省官僚）- 1947年1月31日

商工　星島二郎（衆議院日本自由党）- 1947年1月31日

運輸　平塚常次郎（衆議院日本自由党）- 1947年1月31日

逓信　一松定吉（衆議院日本進歩党）- 1947年1月31日

国務（無任所）　斎藤隆夫- 10月28日

国務（無任所）　植原悦二郎 - 1947年1月31日

法制局長官　入江俊郎（貴族院同和会）- 1947年1月31日

GHQ（連合軍総司令部）、日産化学とその子会社32社、日立製作所の子会社17社を制限会社に指定。

ソ連軍、旅順を除き中国東北地区（満州）撤退完了を発表。

日本石炭鉱業会創立。