斉諧俗談55
斉諧俗談 55
〇男夫産子[おとこ こをうむ]
五雑俎(ござっそ)に言う、宋の宣和六年に、青果[あおもの]を売る男が妊娠して女子を産んだ、と。また、明(ミン)の周文襄(しゅうぶんじょう)という人が姑蘇(こそ)という所にいた時、男の子を産んだと吹聴する者がいた。事実か聞かれた周はそれには答えず、集まった人々を見て言った、「あなた方、口を慎んでください。近頃の男色の流行ることといったら、女性を相手にするよりも激しいほど。こうなるのも必至の勢いというものです」と。
斉諧俗談 55
〇男夫産子[おとこ こをうむ]
五雑俎(ござっそ)に言う、宋の宣和六年に、青果[あおもの]を売る男が妊娠して女子を産んだ、と。また、明(ミン)の周文襄(しゅうぶんじょう)という人が姑蘇(こそ)という所にいた時、男の子を産んだと吹聴する者がいた。事実か聞かれた周はそれには答えず、集まった人々を見て言った、「あなた方、口を慎んでください。近頃の男色の流行ることといったら、女性を相手にするよりも激しいほど。こうなるのも必至の勢いというものです」と。
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