【諸乗法数】付8-6
【諸乗法数】付8-6
周易八卦
乾天
坤地
離火
坎水
震雷
艮山
兌澤
巽風
註 周易を構成する八要素。この八卦(はっけ)を組み合わせて天意を問う。例によって順序が出鱈目。正しくは乾(けん)・兌(だ)・離・震・巽(そん)・坎(かん)・艮(ごん)・坤(こん)。元々は為政者が政治を行うにあたっての良し悪しなどを問うためのものだったが、次第に占いとして広く行われるようになった。この先どうなるかといった予知のためのものではなく、あくまで今、しようとしている事について良いか踏みとどまるべきか、別の方策を考える必要があるかなどについて問うものであり、占いはこの先についての結果を教えてくれるものではない。しかし、占いにすがりたい人はこの先の結果を知りたくなるもので、易占が商売と化してからは結果めいたものを言う占い師が増えた。おみくじも同じ。あくまで自分自身で考え、慎重に行動するよう促すためのものなのに、良縁や合格、病魔退散など、神や天が良いことをもたらしてくれるかのように言うのは本来の姿とはいえない。
※図はこちら→ https://note.com/11111hiromorinn/n/nb86a5ecd0093
0コメント