【諸乗法数】付8-1
【諸乗法数】付8-1
八藏
漸 化儀四教
頓
不定
秘密
藏 代法四教
通
別
圓
註 正しくは八教。智顗が釋迦一代の教えを教えの深浅によって分類したもの。五時と並んで五時八教と称することが多い。原典では化法が先にて化儀が後。また、化儀では秘密・不定の順。
蔵教は三蔵教で小乗。『法華経』安楽行品の「貪著小乗三蔵学者」に基づく。
通教は大乗にやや近づいたもの。
別教は菩薩(修行を積んだ者)を対象として説かれたことから凡夫とは別という意味で別教という。
圓教は法界が圓融した最上の教え。天台教学では法華の教えを指す。
漸教は佛が浅い所から漸次深い所に導く教え。
頓教は単刀直入に教えを説く。
秘密教は同じ教えを聞きながら己の修行の段階に応じて理解させる。
不定教は前の秘密教と同樣ながら得られるものが己の修行の段階によって異なる(不定である)こと。
※図はこちら→ https://note.com/11111hiromorinn/n/nbaaa313369ce
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