【諸乗法数】16-4
【諸乗法数】16-4
十六羅漢
法住記
註 釋迦の高弟十六人。有名な十大弟子とは異なる(羅睺羅のみ両方に)。『法住記』は『大阿羅漢難提蜜多羅法住記』(唐の玄奘の訳)。それぞれの名の他、居住地とされている所を附している。読み難いので通行の音を片仮名で表記する。
一ビンドラ。西瞿耶尼国に住し、眷属五百を率いる。
二カナカッサバ。迦濕彌羅国に住し、眷属五百を従える。
三カナカバーラドウビャージャ。東勝神州に住し、眷属六百を従える。
四スビンダ。北俱廬州に住し、眷属七百を従える。
五ナクラ。南贍部州に住し、眷属八百を従える。
六バドラ。耽没羅州に住し、眷属九百を従える。
七バジャラ。僧伽茶(原典では羅)州に住し、眷属一千一百を従える。原典では七と八が入れ替わっている。
八バツジャラフツタラ。鉢刺拏州に住し、眷属一千を従える。
九ジーバカ。香酔山に住し、眷属九百を従える。
十パンタカ(槃特の兄)。三十三天に住す。
十一ラコラ(釋迦の息子)。畢利颺瞿州に住す。
十二ナーガセーナ。半度波山に住す。
十三インガダ。広協山に住す。
十四バナバス。可住山に住す。
十五アシタ(彌勒)。鷲峯に住す。
十六チューパンダカ(槃特)。持軸山に住す。
更にマカカショウとビンズルを加えて十八羅漢とする。
※図はこちら→ https://note.com/11111hiromorinn/n/naab8530617e1
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