【諸乗法数】10-76
【諸乗法数】10-76
十持
華嚴(經)
佛
法
僧
業
煩惱
時
願
供養
行
劫
智
註 正しくは十一持。また佛持とも。如来が世間に住持していた際に衆生を済度した行いの分類。
佛持 佛性によって済度。
法時 法性によって済度。
僧持 如来が聖僧や菩薩に変化して済度。
業時 衆生の諸々の悪業の本を説き明し済度。
煩悩持 衆生に煩悩の本を解き明し済度。
時持 如来が衆生を済度しようとの大誓願を発した時。
供養持 如来が修行中に十方の僧に供養した時。
行持 如来が修行していた時。
劫持 如来が無量劫の中、転生を繰り返し修行していた時。
智持 如来の智慧が広大無辺なこと。
大疏巻五十二に見える。
※図はこちら→ https://note.com/11111hiromorinn/n/n84e267cce9cf
0コメント