【諸乗法数】10-23

【諸乗法数】10-23

十想 

無常 

苦 

無我 

食不浄 

世間不可樂 

死 

不浄

断 

离 


註 十想にもいろいろあり、これは『大般若経』によるもの。悟りに至るために深く想いを致す方法の十分類。

無常想 世は無常であることを想う。

苦想 世は苦に満ちた世界であることを想う。

無我想 全ての物は実体が無く仮の存在であることを想う。

食不浄想(厭食想ともいう。原典では不浄想と入れ替わっている) 全ての食は不浄なものと想う。

世間不可楽想(世間可厭患想とも) 一切世間は厭うべき楽しみのないものと想う。

死想 死を観想する。

不浄想 肉体は不浄と想う。

断想 煩悩を断とうと想う。

离(離)想 生死の惑いより離れようと想う。

尽想 煩悩を滅尽しようと想う。

※図はこちら→ https://note.com/11111hiromorinn/n/nd46cf38336b1


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