【諸乗法数】10-15
【諸乗法数】10-15
十藏
華嚴(經)
信
戒
慙
愧
聞
施
慧
念
持
辨
註 正しくは十無尽蔵。
信蔵 いかなる事にも惑わされない如来本来の信。
戒蔵 戒を守る事により悟りに至る。
慙蔵 真の法を聞き己の無知を恥じ悟りへと邁進する。
愧蔵 己の貪瞋痴を恥じ悟りへと邁進する。
聞蔵 無尽の真如を聞く。
施蔵 施し(原典には十種の施しが列記してある)をする。
慧蔵 煩悩の原因を知る智慧。
念蔵 諸佛の真如を胸に深く念ずる。
持蔵 計り知れない知識を持っている。
辨蔵 衆生のために諸々の真如を語る。
以上は功徳林菩薩が佛の持つ十の徳を解説したもの。旧訳では巻十二、新訳では巻二十一に見える。
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