【諸乗法数】8-33
【諸乗法数】8-33
尼八敬戒
本起(經)
不得罵比丘
不得挙比丘過
從僧受具戒
有過從僧懺
半月從僧戒
依僧三月居
夏訖從僧自恣
凡百歳礼初夏比丘足
註 釋迦が叔母であり養母である摩訶波闍波提の出家を認める際に出した八つの条件。常に比丘の下位に置かれているので現在では男尊女卑の点で問題視されている。某伝統宗派において、高位の僧侶による尼僧へのセクハラが明らかとなったが、この尼八敬戒を盾にして鬼畜にも劣る行為を行っていたとすれば由々しきことであり、今後の推移を注視したい。なお、これは経典によって順序と内容に相違がある。
第一 比丘を罵ってはならぬ。
第二 比丘の過失を挙げてはならぬ。
第三 比丘に従って戒を受けること。
第四 自分に過失があれば比丘に対して懺悔すること。
第五 戒を冒した時は半月に渉って比丘より教誨を受けること。
第六 夏安居の三月間は比丘と同処して自ら修習すること。
第七 受戒後百年の比丘尼も初受戒の比丘を礼拝・合掌すること。
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