【諸乗法数】8-18
【諸乗法数】8-18
八不正見
我見
衆生
壽命
士夫
常
断
有
無
註 悟りに至る事を妨げる八つの条件。
我見 五蘊の欲望に囚われていること。
衆生見 衆生の妄見。
寿命見 果報により寿命に長短があること。
士夫見 日々の生業に捉われ修行が出来ないこと。
常見 輪廻から逃れられぬこと。
断見 永遠の物は無く一旦絶たれると悟りの道に至ることはない。
有見 固定的な実体から逃れられずにいるとする考え。
無見 全ては実体がなく空であるとする考え。
有無の二見は中道に反するので不正となる。
『大集経』に見えるが、宗派によっては見解が異なる。
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