【諸乗法数】8-4
【諸乗法数】8-4
春秋八王日
淨度・提胃
立春
春分
立夏
夏至
立秋
秋分
立冬
冬至
註 この八日は帝釈天が臣下の者を人間界に遣わして人々の善悪を監察するといわれる日。そのため、この日に物忌みをし法会を営み、功徳を施すと福運が増すとされている。浄度と提胃(正しくは提謂)は別の経典。『浄土三昧経』は二巻、求那跋陀羅の訳とされるが、実は中国で撰述の経といわれる。長年佚して断片の引用のみ伝っていたが、敦煌より出土してその全容が明らかになった。『提謂波利経』二巻は元魏の曇靖の撰。中国の陰陽五行説を多く取り入れた所が特徴。佛教の中国化の先駆けともいえよう。これも佚して断片のみ伝っていたが、敦煌より出土し全容が明らかになった。このために歴代の大蔵経には未収録。
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