【諸乗法数】7-12

【諸乗法数】7-12

七慢 

慢 

過慢 

慢過慢 

我慢 

増上慢 

卑劣慢 

邪慢


註 七つの自惚れの心。『瑜伽師地論』の他、『楞厳経』等にも見える。

慢 劣っている者に対し驕り、同等の者には嫉妬する。

過慢 同等の者に対し己が勝るとし、優っている者には同等と見なす。

慢過慢 優っている者に対し己は更に上と己惚れる。

我慢 自己中心にて自尊心のみ強い。

増上慢 己が一番と驕る。

卑劣慢 桁外れに優れた人を見て己は僅かに劣っているのみと驕る。

邪慢 誤った事をしても己が正しいと言い張る事。

以上の中で「我慢」が日常語としておなじみだが、本来の意味は上述の通りで異なる。

過去の出来事

過去の本日の朝廷や江戸幕府の人事一覧、その他の出来事を紹介します。ほかに昔に関する雑記など。