【諸乗法数】7-4

【諸乗法数】7-4

七處徴心 

首楞嚴(經)


在内 

在殊 

濳根 

合眼見暗 

隨所合處 

中間 

無著


註 釋迦の高弟である阿難が魔女の幻術によって誘惑された時、遠くにいた釋迦はこれを察知して文殊菩薩を差し向け救った。その時の阿難の心の動きを七段階に分かって諫めた故事。心の所在に関する阿難の七種の執着を破せられたもの。

「在殊」は誤刻。『首楞厳経』の本文には「在外心」とある。

内なる煩悩が外に現れるさまを論じ、阿難の言い訳を釋迦が一々論破し、善導して行く。『首楞厳経』巻一に見える。

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